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名前の通り、伊豆大島に多い分布するサクラ。伊豆諸島、関東南岸で多く見られる。花びらの色は白で、ソメイヨシノの母種と言われている。しかし、このサクラは葉が出ると同時に花が開く。葉は塩漬けにするとよい芳香を放ち、桜餅を包むのに使われる。
春まだ浅い時期に、葉を出す前の枝に7~8個の花が房状にかたまり、垂れ下がる形で咲く。淡い黄色が春らしい。葉は卵型で基部はハート形。名前の通り高知県に自生する。似た種にヒュウガミズキがあるが、それより葉や花が大きい。江戸時代から鑑賞用に栽培されている。樹高はあまり高くならない。
中国が原産地。日本で古くから栽培されてきた。樹皮は紙幣の紙や和紙の原料となる。4枝先が伸びる時三つの枝が出るのでこの名が付いたらしい。ジンチョウゲの仲間で、花は花弁がなく、花弁に見えるのはがく片。内側が黄色で、ラッパ状に開く。がく片の外側は白い毛が密生している。花がいくつかまとまって枝先に下向きに咲く。
正門から入ってすぐ右手にロウバイが植えられています。優しい香りを漂わせて、春の訪れを告げる花です。この樹の原産国は中国で、江戸時代に庭木として持ち込まれたとのことです。ロウバイには、花の中心部が暗紫色に染まっている種類がありますが、そちらが本当のロウバイで、当公園のロウバイは、花の中心まで黄色のもので、ソシンロウバイ(素芯蝋梅)と呼ばれています。種にはアルカロイドのカリカンチンを含み、有毒。