東松戸ゆいの花公園
令和4年度から、松戸市から松戸みどりと花の基金が受託し、東松戸ゆいの花公園を運営管理しています。
この東松戸ゆいの花公園は千葉県松戸市東松戸に位置する公園で、特殊公園(植物公園)と分類されています。公園名の「ゆい(結い)の花」は、実際に存在する花の名前ではなく、市民一人ひとりが花によって結ばれる願いを表しています。
公園の面積は約1ヘクタールで、やわらかな芝生が敷き詰められています。ベンチやパーゴラも設置されており、花やハーブが植えられた丘や、山野草が植えられたロックガーデンが特徴です。また、園内のあちこちに植物の名前の書かれたプレートが添えられており、花や緑と親しみやすい環境が整えられています。公園には身体障害者対応のトイレも設置されています。
- 今がきれい(11月13日)
公園のロックガーデンで咲いているツワブキです。この花は、岩の間などから生える植物で、地上部には葉だけ出しています。花柄を伸ばし、キクに似た花を咲かせます。葉は肉厚で表面は光沢があります。若い葉は食用にもなるとのことです。花後は綿毛を付けた種を飛ばします。
- 今がきれい(10月16日)
秋を代表するキク科植物。カクテルマムは、そのキクが海外で品種改良され、日本に持ち込まれたものの一つです。背丈が伸びず花がいくつも付くなど、見る人を意識した花です。鉢植えやプランターなどで手軽に育てられます。花の色がたくさんあるのも魅力の一つです。
- 今がきれい(9月18日)
秋桜と書いてコスモスと読みます。日本の秋の代表的な花の一つです。カラッと晴れた日のそよ風に揺れるコスモスの花は、それまでの夏の強い日差しに囲まれた日々を忘れさせ、心を癒してくれる気がします。コスモスとは宇宙を意味する言葉ですが、それを名前にした理由は、花の中心部をよく見るとうなずけます。小さな筒状花やその中の雌しべは五角形をしていて、まるで星のようです。星をいっぱい詰め込んだのがコスモスの花です。
- 今がきれい(8月16日)
夏の青い空と白い雲、そして真っ青な海で白波の打ち寄せる白い砂浜。あなたは、この花を見てどんな景色を思い浮かべますか?暑い夏にぴったりの花です。この花は、アオイ科の花で、身近なフヨウやムクゲの仲間です。暖かい地方が原産なので、関東地方では残念ながら露地では栽培は難しいです。鉢植えにして、冬の寒さをよけてあげると毎年大きな花を付けてくれます。
- 今がきれい(7月12日)
秋の七草のひとつのキキョウです。青紫色の花で袋状になった蕾がはじけて、5枚の花びらが開きます。江戸時代から品種改良が進んでいて、白やピンクの花びらのものもあります。万葉の時代から愛されてきたキキョウ。この花を見るとなぜか落ち着いた気持になります。
- 今がきれい(6月6日)
6月に入り、梅雨の季節になってきました。そんな季節にぴったりなのがアジサイです。アジサイは手毬型の花と小さな花と大きな花が組み合わさったガクアジサイとがあります。花びらに見える大きな作りはガクが変化したもので、よく見ると中心部に小さな花があります。日本原産のアジサイは、改良されてたくさんの品種が出来ています。
- 今がきれい(5月8日)
初夏の日差しを受けて、淡い紫色の絨毯のように広がるラベンダー畑。その色とあたりに漂う香りに心を癒されます。そんなラベンダーの先駆けとなるのがこのフレンチラベンダーです。小さな花の集まりが大きく膨らみ、その集合体の先端に大きなひらひらとなびく苞が出るのが特徴です。もともとのラベンダーは地中海沿岸地域を中心として生育するシソ科の植物です。ゆいの花公園では、数種類のラベンダーが次々に咲いていきます。
- 今がきれい(4月19日)
毎年、この時期の地域のニュースで話題になるネモフィラです。国営ひたち海浜公園の丘に広がるネモフィラの群生は毎年注目を集めています。ゆいの花公園でもまとめて植えてあり、天気のいい日は淡い青色が大変きれいです。
この植物の学名はNemophila menziesiiといい、北アメリカ原産で草丈10~20センチほどで匍匐性があります。花の色は何種類かあり、ゆいの花公園では、白いものなど数種類が見られます。
- 今がきれい(3月6日)
伊豆半島の河津のある民家の庭で咲いていた桜でした。早春に花を咲かせ、ソメイヨシノにくらべて色が濃いのが特徴です。春を待ち焦がれている人々の心を癒すべく、各地に植えられ、まだ浅い春の季節をピンクの花で彩っています。ゆいの花公園では、この後、次々と品種を変えて桜の花を見ることができます。
- 今がきれい(1月17日)
お正月を過ぎ、いよいよ寒さの一番厳しい季節に入りました。公園の花壇の花は、その寒さに耐えながら、色とりどりの花を咲かせ、ほのかな香りを漂わせています。そんな花たちに会いに暖かくしておいで下さい。
- 今がきれい(12月1日)
二十四節季の小雪を過ぎ、朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。公園の花壇は、冬に向けて花の入れ替えが進み、華やかな花でいっぱいです。おだやかな小春日和の中、色とりどりに咲く花をご覧になって、癒しのひと時をお楽しみください。
- 今がきれい(11月7日)
暑さが続いた日々でしたが、二十四節季の降霜を過ぎ、朝晩の寒さが日に日に増しています。公園では秋に相応しい花たちが見られます。秋の風を感じつつ、公園の散策をお楽しみください。
- 今がきれい(5月10日)
陽ざしがどんどん強くなり、新緑がまぶしく感じられます。樹や草の花も次々と咲き始めたくさんの種類の花に出会うことができます。カラッとした爽やかな風を受けながら、ゆったりとした気持ちで、公園の中の散策を楽しんでください。